「こびとづかん」とは
「こびとづかん」は2006年に初めて出版された、なばたとしたかの絵本とその書籍シリーズ。
1冊目の絵本の中で主人公の「ぼく」が見つけたのが、昆虫でも植物でもない不思議な生き物「コビト」です。
「コビト」は昆虫でも植物でもない不思議な生き物。突然冷蔵庫のモーターが鳴ったり、テレビがピシッと音がしたり、トイレットペーパーの角が三角に折られていたり…。 正体不明の不思議な出来事、それがもし「コビト」と呼ばれる生き物の仕業だとしたら。
初めて見ると一瞬「ぎょっ」としてしまうインパクトのあるビジュアルで、過去には大ブームを巻き起こした「こびとづかん」。現在は幼稚園や保育園、小学校で読まれる「定番作品」となり、純粋に「コビト」の存在を信じる子どもたちやその家族を中心に愛されています。
書籍や映像シリーズで紹介される「コビトの捕まえ方」にならって、子どもたちの間では「こびと探し」遊びが大流行。
そして、いるかいないかが度々議論になり、日本中のお父さんやお母さん達を悩ませています。
「いるわけない」なんて言わずに、耳をすまして、目をこらしてみてください。
きっとあなたにも、不思議なコビトの気配が感じられるはずです。
こびと研究家・作者:なばたとしたか
「コビト」を最初に見つけ、「こびとづかん」シリーズを通してコビトの生態を伝えているのがこびと研究家のなばたとしたかです。
「こびとづかん」シリーズ一覧はこちらをご覧ください。
なばた としたか
(こびと研究家・イラストレーター)
1977年、石川県生まれ。
2002年に開催された「GEISAI-3」で毎日新聞スカウト賞受賞後、書籍の挿絵や雑誌の連載などを手がける。2006年、初の絵本『こびとづかん』を発表。
現在は全国(アジア圏を含む)の同シリーズ関連イベントで「こびと研究家」としてイラスト&サイン会、トークショーを行うほか、イラストレーターとしてキャラクターデザイン制作や
造形制作、各種企画制作に携わるなど、幅広く活動している。
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